|
SU-100Yはソビエト連邦の自走砲である。T-100Y、SU-130と呼ばれることもある。 == 概要 == 本車は量産が中止となったT-100多砲塔戦車の車体に海軍の130mm艦砲を搭載した自走砲である。 T-100は元々冬戦争においてSMK、KV-1と競合実験される予定だったが、T-100と同様の多砲塔方式を採用したSMKは早々に行動不能に陥り、その後スクラップとなった。これらの過程で単砲塔のKVの優越が証明されたため、T-100はまともに実戦に参加することなく、お払い箱になってしまった。 そこで3月1日よりT-100はSU-100Yに改修され、砲も車体も既成品である為、3月14日には完成、早速冬戦争に投入される筈だったが、その翌日にフィンランドと休戦が成立したことでやはり実戦には参加できなかった。 その後モスクワの戦車部隊に配備された所までは確認されているが、独ソ戦など、実戦に関わったという記録は残っていない。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「SU-100Y (自走砲)」の詳細全文を読む スポンサード リンク
|